真性包茎の人は排尿時に痛みを生ずる尿路感染症にかかりやすいとされています。
その原因と対処法とは、どのようなものがあるのでしょうか。

尿路感染症とは

尿は腎臓から腎盂、尿管、膀胱、尿道といった尿路を経て尿道口から排出されます。

尿は腎臓でろ過されるため通常は無菌状態であり清潔なのですが、尿道口から細菌やウイルスなどが侵入して腎盂へ向かって逆方向に進むことで尿路が感染することがあり、これが尿路感染症と呼ばれるものです。

原因としてはクラミジアや淋病などの性感染症によるウイルスが挙げられます。

尿路感染症の初期症状としては排尿時の痛みや膿が出るといったことがありますが、症状が進行すると血尿が出たり発熱を伴ったりします。

さらに放置しておくと侵入した細菌が血液中に入り込んで全身に回り、敗血症となって命にかかわる重症となってしまうケースもありますので注意が必要です。
尿路感染症は亀頭が不潔になりやすい真性包茎の人が特に感染することが多いことが知られています。

尿路感染症を発症した場合の対策と予防

尿路感染症ではないかと感じたら、まずは早めに病院に行って医師の診察を受けることが大切です。
多くの場合抗生物質の内服薬を処方されますから、これで痛みなどは治まります。

ただし亀頭部分を不潔な状態にしておくと再発することになりますから、根本的な治療にはなりません。
亀頭が包皮に覆われている真性包茎の場合は亀頭と包皮の間に細菌やウイルスが溜まりやすく、これが尿道口から尿路に侵入することにつながるからです。
真性包茎の人はとにかく亀頭部分を清潔に保つことを特に心掛けるようにすることが大切です。

入浴時などにできるだけ包皮を剥いて、石鹸水などで亀頭に溜まっている恥垢を洗い流すようにする習慣をつけましょう。

真性包茎の人は手術を受けて亀頭を完全に露出させて、尿道口やその周辺を常に清潔な状態に維持することが、尿路感染症を防ぐ一番の近道といえます。