子供の包茎治療の現状

子供が包茎に悩んでいる場合、親としては治療を受けさせるべきでしょうか?
もしこの点で悩んでる方がおられるなら、まず次のことを知っておく必要があります。
それは、子供の包茎は決して病気ではないということです。

子供はまだまだ成長の途中にあり、その成長過程で未発達な状態にあるのが包茎という状態だからです。
ですから自分の子供が包茎だからといって、病気のように見るべきではありません。

したがってそのような意味で、治療は絶対にしなければならないわけではありません。

ただし、まったく何も問題がないかといえばそうでもありません。
例えば、包皮輪の締め付けが強すぎるなら、それによっていくつかの健康上の問題を招くこともあります。
具体的には、包皮輪がきつく縛っているために排尿の妨げとなったり、不衛生な状態が続くことによる亀頭包皮炎になったりすることです。
こうしたことは包茎であれば大人でも同様の症状に見舞われることがありますが、子供の場合でも起こるということです。
したがってこのような症状がひどい場合は、治療を行うことも選択肢に入れてよいかもしれません。
特に包茎であるために尿路感染症を起こしてしまうことについては、注意しなければなりません。
というのも、尿路感染症の原因菌は尿道口から侵入しますので、包皮部分が不衛生なら、確実に感染してしまいます。
もしこうしたことが起きやすいのであれば、本当に治療を考える必要があるかもしれません。

子供の包茎は病気ではない?

ここまでをまとめてみると、まず子供の包茎は病気ではないということです。
しかし、包皮輪がきつく締め過ぎている場合は健康上の問題が起きる可能性があるので、その際は治療を行うことも視野に入れてよいということでした。
では、子供の包茎治療はどのように行われるのでしょうか?
これには2つの方法があります。

一つは、包皮輪を伸ばすために軟膏を直接塗るという方法です。
もう一つは、環状切除術と呼ばれる包皮をリング状に切除する方法です。

どちらの方法がふさわしいかは、専門医と相談して決める必要があります。